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高周波対応スリップリング

スリップリングは、固定装置側から回転する装置側に対して電力や電気信号を途切れることなく伝達する回転コネクターです。
ロータリージョイントとも呼ばれます。
通常、円筒形に金属リングを嵌めて回転側とし、固定側に据え付けた金属ブラシを押し付けて摺動接点として、回転中も電気的に導通を維持します。
当社のスリップリングの場合はこれと反対に、回転側に取り付けた金属ブラシを、固定側基板にある同心円状のリング銅箔パターンに押し当てて電気的接触を維持したまま360°回転させることができます。
このプリント基板のリングパターンを用いた方式は非常に薄型で軽い構造の為、廉価であり、限られたスペースの機器にも利用できるのが特徴です。
スリップリングは、全視界を見渡せる監視カメラの旋回式雲台に採用されます。
広い場所や死角の多い場所を監視する為に何台もの固定式カメラを設置するより、スリップリングを利用した旋回式の監視カメラを1台、天井やポールの上に設置すれば、大幅に台数が削減できます。
スリップリングを使うことで、回転シャフト部でリード線のねじれや断線等の疲労劣化を起こすことなく電気や信号を伝達することができます。
今日、監視カメラ市場では、ハイビジョン対応の高精細映像へのニーズが高まっています。
従来のアナログ監視カメラは、高い解像度でもVGA(640x480ピクセル)程度でしたが、人や物の輪郭がぼやけて判別が難しく、更に夜間映像の精細さの必要性もあり、防犯業界ではVGA以上の映像が証拠能力として求められています。
人の顔を正確に認識する為には、顔の部分だけでも最低60 ピクセルは必要とされますが、その基準を満たす為HD(1280X720ピクセル)以上の高画質映像が撮影可能なハイビジョン対応カメラが必要になります。
実際HD-SDI対応カメラで撮影した映像は、人の顔だけでなく衣服の色柄、更に車のナンバーの数字までハッキリ映すことができます。

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