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ロボットを活用したシステムインテグレーション事業に新規参入

 当社は、自社の生産技術から生まれたロボットを活用した自働化ライン構築のノウハウを活かし、2017年4月より専属の組織を立ち上げ、自働化ライン構築を請負う事業に新たに参入いたします。

 当社の埼玉工場は、1990年に操業し、流通市場向け製品を中心に生産してまいりました。中でも小型紙幣計算機は、自働組立ラインによって生産しており、従来から自働化に対する風土が醸成されておりました。
 現在埼玉工場で稼動するカワダロボティクス株式会社(本社 東京都中央区日本橋本町4-13-5 代表取締役社長 新開正志)のヒト型双腕ロボット「NEXTAGE」は、2010年に1台目を購入し、試行錯誤しながら製品組立に利用できるよう開発を進め、2011年5月に稼動させました。
 その後、17台まで増設し、ロボットによる自働化ラインを構築しました。その実績が認められ、2012年に「第5回ロボット大賞 次世代産業特別賞」を、2013年に「第5回ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞」を受賞いたしました。

 自働化を実現させたのは、人との協働を可能にした「NEXTAGE」の柔軟性と生産現場のニーズに応じた周辺設備とロボットのエンドエフェクタの開発力と全てを連携させるアプリケーション構築力によるものです。
 さらに計23台まで増設した現在では、部品のピッキングと配膳、完成品の目視および動作検査までを自働化した最先端のラインを構築しております。

 自社のノウハウを他社のものづくり現場で役立てて頂く新たな事業として、協働型ロボットを活用したシステムインテグレーション技術をソリューション展開いたします。そして、2020年3月期までには事業規模10数億円を目指してまいります。

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グローリー株式会社

フレキシブルな自動組立ラインを実現するヒト型ロボット「NEXTAGE」

 日本の製造業は現在、急激な円高などの影響で生産設備の海外移転を加速させています。日本は少子高齢化による労働 人口の減少も進んでおり、中長期的にも競争力のある「ものづくり」を実現できなければ、産業の空洞化が起こりかねないと も言われています。

 グローリーは、部品点数が多く細かい組立作業が必要である通貨処理機の新しい生産ラインを、セル生産方式でヒトの作 業をそのまま引き継げる可能性のある、上半身型のロボット「NEXTAGE」を活用して構築しました。「NEXTAGE」の導入により、 多品種変量生産にフレキシブルに対応しながら、商品の品質安定化を可能にする画期的な生産ラインを実現しました。

 高度な量産技術を誇るグローリーと先端的なロボット技術を持つ川田工業が密接に協力し、お互いの強みを持ち寄ること で、日本国内に生産活動を残すひとつの道筋が実証されました。

 両社のチャレンジは、ヒト型ロボット「NEXTAGE」によるフレキシブルな自動組立ラインがさらに強化され、日本の「ものづくり」の革新につながる大きな一歩になるものと確信しております。

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グローリー株式会社